【第1話/プロローグ】50歳、雪国で自転車通勤を始めたら人生が静かに変わり始めた話

自転車通勤

「車通勤が常識」の中で、自転車を選ぶことにした理由

50代を過ぎて、給料は横ばい。
インフレで、実質的な生活は年々きびしくなるばかり。

子どもの教育費もそろそろ本格的にかかりはじめ、正直、家計はしんどい。

「支出の見直しからすべてが始まったーー。」

そんなある日、改めて支出を見直してみたところ、
思った以上に「車にかかるお金」が多いことに気づきました。

「もし、これがなければ──どれだけ楽になるんだろう?」

そう思ったことが、私の“自転車通勤生活”の始まりでした。

”少しずつ慣れる”ところから始めた挑戦

降水量は日本一。
雨どころか、冬には雪も降ります。

もし、これが「距離が5キロ程度で、天気の良い日だけ自転車に乗ればOK」
という話なら、それほど大変ではなかったでしょう。

でも、自分が目指していたのは“車を手放すこと”
つまり、「条件が良いときだけ乗る」のでは意味がなかったんです。

とはいえ、いきなり全てを切り替えるのは無理がある。

だから私は、まず「リスクを取らずに、できることから始める」ことに決めました。

小さな一歩でも、進み方を変えれば、景色も変わっていく──
そんな予感が、確かにあったのです。

8ヶ月たった今、変わったこと


11月に行動を開始して、気づけばもう8ヶ月。
今では毎日、自転車で通勤しています。

「春、6ヶ月の朝。車はないけど前にすすめてる」

車はすでに手放しました。
当然、ガソリン代・車検・保険などの「車にかかる経費」はすべてゼロに。

それだけではなく、自覚できるほど体力もアップしました。
朝、空気の澄んだ日には、通勤中に気分が自然と高まるほど。

これから迎える夏と冬。そしてこの挑戦の先に

これから迎える本格的な夏、そしてこのプロジェクトの“山場”とも言える冬。
どちらも楽しみながら乗り越えていきたいと思っています。

ぜひ、これからも見守っていただけたら嬉しいです。

〜次回予告〜

次回は「その車、本当に必要?自転車通勤がくれた“自由”」について、もう少し詳しくお話しします。
気になる方は、ぜひ次回もチェックしてみてください!


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