【第3話】車から自転車通勤に変えたら、実際いくら浮いたのか?リアルなお金の話

自転車通勤

【通勤スタイルの転換で、家計はこう変わった】

車を手放すと決めてから、現在は自転車通勤を継続中。
あのときの決断が、果たして正しかったのか――。

そこで改めて、
「自転車通勤に切り替えたことで、実際にどれだけお金が浮いたのか」
を整理してみました。

予想はしていたけれど、実際に手元に残るお金のインパクトは想像以上。

今回は、そんなリアルなお金の差を、数字でしっかりお見せします。

もちろん、車種や地域によって個人差はあります。
ですが、これはあくまで「私の場合」の例。

それでも、誰がやっても金額の差こそあれ、再現性のある選択肢だと、私は確信しています。

【徹底比較!車と自転車の年間維持費はここまで違う】

【初期投資の違い】

項目自転車通勤車通勤
本体購入費GIANT Escape RX
(クロスバイク) 
約90,000円
プリウスα
(中古車)
約1,300,000円(諸経費除く)

【維持費(内訳)】年間

項目車通勤(実例)車通勤(一般)自転車通勤(実例)
ガソリン代108,000円72,000円
任意保険42,240円80,000円前後2,000円(個人賠責)
洗車6,000円12,000円
オイル交換8,000円同左
タイヤ購入・交換25,000円10,000円〜
駐車場代0円60,000円
サイクルウェア等50,000円(初年度)
メンテナンス各種込み同左0円(ショップ無料)
合計(年間)279,240円332,000円52,000円
「車で消耗?それとも、自転車でリフレッシュ?」

【10年で348万円の差!車と自転車のコスト徹底比較】

項目車通勤自転車通勤差額
車両代プリウスα(中古車)
1,300,000円
(ローン金利は考慮しない)
クロスバイク
90,000円
1,210,000
年間費用279,240万円52,000円227,240
必要な手間洗車・オイル交換・タイヤ交換・車検・駐車場チェーン調整くらい
メリット雨でも快適健康、節約、通勤がトレーニングに
10年間の総費用約409万円約61万円約348万円の差!

【まとめ:老後2000万問題に効く?自転車通勤の経済効果】    ーー若者こそ今から始めたい、自転車通勤という選択ー

私の実例で比較すると10年間同じ車に乗り続けた場合と、自転車に切り替えた場合とでは、車両代だけで121万円、維持費用では227万2240円もの差が出ました。
この差を年間・月間で見ると以下の通りです:

期間差額
10年間3,482,400円
1年間348,240円
1ヶ月29,020円

今の時代、給料が1万円上がっても手取りでは7000円程度しか増えません。
しかし「支出を1万円減らす」ことができれば、そのまま1万円まるごと手元に残るのです。

さらにその差は、単なる月1万円どころではありません。
車と自転車をそれぞれ10年間使用した場合、

  • 車は本体+維持費でおよそ409万円
  • 自転車はおよそ61万円

その差は約348万円にもなります。

これは通勤手段を自転車に変えただけの違いです。
もし、20代から定年まで乗り換え続ければ――
「老後2000万円問題」も、解消しかねないレベルの金額になるかもしれません。

「車を手放したら、本当に自由になれた。50代、まだまだ変われる――自転車通勤がくれた新しいライフスタイル。」

このインパクトに価値を感じられるなら、”自転車通勤”という選択肢を、一度真剣に考えてみるのも悪くないのではないでしょうか。

【次回予告】

そして実は、自転車通勤の価値は「お金の節約」だけにとどまりません。
第4話では、体力・健康・時間の面から見た「想像以上のメリット」について深掘りしていきます。

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